＜丹波～福知山～小浜＞
巡礼旅・前編
丹波・福知山

貴方様にはご機嫌、麗しゅう事と存じます。

さて、わたくし齋の舞と瞑想巡礼旅。
２０２２年９月中旬に参らせて頂きました。

旅のきっかけは、「玄米食べよう会」をなさっているAさんの故郷。

彼女が子供の頃、豊かな自然の中で遊び、過ごされたステキな思い出を伺いました。

お話から強い波動を感じました。
是非、かの地を訪れ、その魅力を、皆様にお伝えする事にしました。

その１ 丹波 銅鐸と渓谷

丹波と云えば、京阪神からもアクセスし易く、
自然も豊かな地でございます。

特に秋は、お米は勿論、
多くのお野菜・お茶・梨・栗・黒豆・獅子肉…等、
美味なる食もあり。

薬草園あり。
子供に人気の丹波竜。
春日の局の誕生の地。

歴史的な社寺も色々あり、風情ある城下町など…
誠に楽しめる所です。

その丹波に惹かれ、
祈りを捧げる場を現地で瞑想し、
セレクトしました。

一般的には、
柏原八幡宮・興禅寺・高源寺・石龕寺・岩瀧寺に
お参りされるでしょう。

齋に降りて来たのは、
縄文人の遺跡、銅鐸が出土した「野々間遺跡」、「日ヶ奥渓谷」の二カ所でした。
何れも、いわゆる観光地では無き地です。

其れだけにお祈りを捧げ、
その崇高なる波動をお届けするには相応しき、
清らかな所でした。

野々間遺跡

小さな集落の小さな高台にあります。

周囲は梨畑の収穫の真っ最中。

道すがらの地元の方から梨のプレゼント。
旅の大きな喜び・醍醐味は人々との交流ですね。
あたたかいですね。

遺跡は、縄文人の集落を一望でき、
神事を行うには最適だった事でしょう。
普段、訪れる人はない様で
かなり草木で覆われて居りました。

近くのお宮（お稲荷さま）でも、
お礼と感謝を捧げました。
ビジュアル的には地味ですが、
太古の銅鐸パワーを感じて頂けたら幸いです。

日ヶ奥渓谷

白龍 雌滝・雄滝　奇石が点在し、清らかな滝と
森のマイナスイオンに溢れて居りました。

雄滝には滝壺がございます。

伝承では、大蛇が多くのお坊さんを呑んだため
毒を仕掛けて退治し、
この時に大蛇がのたうち回った神池寺の池は
「澄まずの池」という名前で
現在も濁ったまま存在して居り、
「モリアオガエル」もいるとの事。

地元の少年達がキラキラした笑顔で
滝壺へダイブして遊んでいました。

齋も川に入って遊び、涼みました。

自然の中で真っ直ぐに育っている彼らは幸ですね。
子供も大人も自然の中で、仲間とわんぱくに、
自由に遊び戯れるのが一番です。
心身の軸が整うことでしょう。

キャンプ場も併設されてます。
渓谷は１時間程で巡れる散策道でした。
週末には、避暑にも良き所です。

貴方様も、機会が有れば癒やしに訪れて見ては如何でしょうか。

その２ 福知山 元伊勢 外宮・内宮・猿田彦

実際、足を踏み入れますと、
想像以上の素晴らしいイヤシロチでございました。

元伊勢と、云われる地は26カ所ありますね。
それぞれ波動の特色があります。

中でも、
福知山の波動はかなり崇高なモノでした。

貴方様も良くご存じの百人一首ですね。

いにしえ人は毛原集落にある「元晋甲街道」から、
この大江山を越えて天橋立・籠神社・成相寺に参られました。

その聖地との引き合わせの力が見えました。
美しきトライアングルです。

このカミの山・大江山は、白樺と雲海が有名です。

その麓に点在する３社（猿田彦・外宮・内宮）が、
山の中の波動を柔らかく変換して、ヒトの魂に入り易くしております。

多くの参拝者は、
外宮・内宮の２社参られている様子。

参られたら前者をお勧めします。

バランス良く整えられますし、何より、
神様に対しての礼儀でございます。

ここで、お伝えです。

これは天地の法則です。

神社以外の日常生活でも然りです。

偏らず、全体のバランス「三つ巴」を整えるコトで
全ての流れが上手く行くのです。

神社・聖地に赴くコトは日常、
無意識に軽んじてしまう

「自然のルール」
「氣付く・思い出す・意識する」コトでも
有るのです。

貴方様は魂レベルで「ソのコトワリ」を
知っているハズなのです。

神と共に生きるコトからツイ遠く成りがちな、
現代社会の思考をリセットする・立ち返るコト。

とても大切なお約束なのでございます。

今回は内宮の宮司様と出会えました。

お心の広き方で、本殿での舞の奉納・瞑想を
配信させて頂く事を許可して頂きました。

参拝者の方に考慮し、本殿横の空間にて捧げました。

誠に清らかな時空で２日間、浸りました。

内宮の敷地にある渓谷、岩戸神社での瞑想は
正に神の庭と云った心地でした。

その、波動を貴方様にお届け出来るコトは
幸いです。

本当に、書き切れない位のエピソード・出会い・お伝え…の数々。

随時、Instagram・YouTube・斎のブログで貴方様に語りますね。千夜一夜物語のように。

では、後半の巡礼旅物語もご期待くださいませ。

貴方様へ　愛を込めて
祈　齋