2023年、天皇誕生日。
雪や冷たき雨降る中に参りました。
純白の牡丹雪が一晩中降りしきり、
当たり一面は銀世界。
比叡のお山も愛宕のお山も一層、
神々しくそびえて居りました。
浄化・再生の巡礼には
マコトに相応しき日よりで御座いました。
午前中は、鞍馬周辺に参りました。
事前の予定から、少し変更を致しました。
比叡の深奥にフォーカスして居りましたが、
雪山装備(スパイク・靴・防寒等)不備と
撮影が困難な為、
鞍馬は映像なしで場の浄化一筋に努めました。
「また、再訪せよ。」
との天からの計らいかと存じます。
色々なイミで鞍馬は要で御座いますから…。
午後からは、大原へ向いました。
鞍馬から西北へ下る地が、大原で御座います。
お山を下れば、早いのですよ。
でも、雪事情の為、車で移動を致しました。
途中で「道の駅」に立ち寄り、
食材調達と地元情報収集。
大原でもオーガニックなる農法が盛んで、
うましお米・お野菜が豊富に手に入り、
テンション上がります。
搬入中に休憩している方々と、お話します。
SNSなどでは、知り得ない地元情報を伺えますし、
何より人々との交流は
楽しき豊かなモノで御座います。
自炊予定でしたが、
「こんな雪の日ですぇ、これ持って行きなはれ~。」と、おばあちゃん。
手作りのお弁当・お団子!を頂きました。感謝。
ありがとうございます。
銀世界の中、頂いたお弁当は、
最高に温かくて和みました。
同じ品種のお米を木津で食しましたが、
大原の其れは、寒い為でしょう。
小粒で締まってて陽性でしたね。
勿論、甘みも強く感じました。
陰陽でモノゴトを観ますと、色々と楽しめます。
午後から、大原にてお詣りと撮影!と勇んで。
「きょうと~大原 三千院~♪」と
歌いながら向いますと…。
ぱっと晴れ間が広がり、雪はドサドサと溶け出して、その水滴はドリームキャッチャー!
辺り一面、キラキラヒカリのオブジェ!
感動・感激で御座います。
意外でしたのは、雪や京の都から離れて居るにも関わらず、多くの観光客が居たコトです。
その大半は海外の方々。
通訳さんを介してお話しますと、
「日本の文化が大好きでリスペクトしている。コロナで来られない時も来訪を夢見ていた。」と。
お寺の縁側にてお茶と庭を愛でながら…。
彼らが日本人以上に造詣が深いコトに
感銘を受けました。
もっと、自国を愛したきと思いますわね。
大原は清明ゆかりの地。
勝林院・宝泉院・三千院ともに
皇族との繋がりも深う御座います。
また、先ほどの歌の続き
「恋に疲れた女がひとり。」とある様に、
人生にお疲れな時の癒やしに相応しい地でも
有りましょう。
清盛の娘で皇后に成られた、建礼門院。
数奇な運命に翻弄された彼女も、
心穏やかに過ごせたコトでしょう。
大原女に代表される、女子力には良き波動の地。
観光イベントで「大原女装束」を纏い練り歩くと云うのも御座います。
是非、貴方様もアソビに行かれて下さいませ。
ゆっくり泊まっても、宜しいでしょうね。
お水も空氣も良いですから。
そうそう、肝心の撮影。
時間と場所問題と、YouTube撮影には
ちょっと波動が違うと感じまして…。
八瀬へ下りました。
通って居る幾つかの社を思い浮かべて
「うーん。違う。」
後は祝詞をあげて無心になります。
そして、辿り付いたのが、
「高良神社・宗導神社・伊多太神社・小野神社」
四社集合。珍しき形態ですわね。
夕暮れ前、厳かなる佇まいは「異空間」。
鞍馬と大原と比叡を繋ぐ地点で、
波動は三つ巴に回転していました。
一日の集大成に相応しき地で御座いました。
貴方様が歴史好きなら、ご存じかも知れません。
「宗導神社」
ある意味、恐れられているお社で御座います。
早良親王。
藤原種継暗殺の濡れ衣を着せられて
乙順寺に幽閉後、
淡路島に搬送中に絶食して無念の内に絶えた方。
当時、都にての種々の難が続きまして
彼の怨念などと云われ鎮魂の為に
お社を建立したので御座います。
「えっ?!その様な地で撮影?」
とお思いでしょう。
「だからコソ。」なので御座います。
人もそうですが、
波動も然りでご苦労を為さった魂は、
弱きモノに優しく寄り添って下さいます。
中には霊性が低く、
恨み辛み(眷属)なるモノも御座いますので
関わりには注意が必要ですが…。
親王さまに関しては
その様なコトは御座いません。
ご苦労したからコソ、
人や土地を「我こそ守る。」
との思いを抱いて居られます。
ただ、未だに「悪霊」の様に捉えられているコトは
お気の毒で成りません。
愚かなる誤解や封印が解ける様に、
イノリ・詫びました。
かの地は鬼門中の鬼門と云われていますね。
ここで、皆様方にお伝えしたいコトは
「親王さまの怨念など、御座いません。」
「そもそも、この世に怨念などは、存在致しません。」
「其れが有るとするのは、人のエゴの創作。」
「鬼門は実は 貴門。」「高貴なる門。」
怨念として封印されて居るのは、
時代の波に翻弄された高貴なる人々や民達の
「平和への想いと願い。」
時の権力者には不都合な
「明るい光のエネルギー。」 「愛の波動。」
今回は、そのエネルギーを解放致しました。
因みに、伊多太は洛北最古のお社。
古代信仰の名残と観ています。
小野は小野一族。
妹子のお子さん、毛人の墓誌も御座いました。
まあ、要するに、権力に不都合な要を
纏めて押さえ込んで居たのですね。
撮影するに辺り、
真摯にイノリとご挨拶を捧げました。
わたくしの力だけでは、
この封印を解くのは至難の業でした。
難儀なのは、封印したモノのエゴを外すコトです。
見えない「大いなる存在」のサポートが有ったからコソ可能と成りました。感謝です。
変化の時代、新たな幕開けに必須な氣です。
貴方様、多くの方々にまろやかなる波動が浸透するのが楽しみです。
繊細で微弱なる周波数、舞もおのずと緩やか。
かつ、丸みを帯びている感覚でした。
リラックス・安眠にはモッテコイかと存じます。
自然と深き呼吸・α波へと導いてくれるコトでしょう。
お勧めは、リピートですね。
ゆるく穏やかな氣ですので、
「冷泉方式」で長時間、浸ると
深奥まで寛ぐコトでしょう。
行きにくい地のお社では御座いますが、
貴方様も訪れてみて下さいませ。
心を静めて、真摯にイノリを捧げて下さいませ。
呉々も物見遊山、軽々しきコトの無き様に…。
最後にお詫びで御座います。
社には駐車場が無く、周辺の住民の方に
「お声掛け」「ご了承」を頂き、
無難なスペースに駐めさせて頂きました。
長時間に渡り、ご迷惑をお掛けしました。
改めて、ご協力、ご理解を賜り
御礼を申し上げます。
そして、今回の巡礼旅にても、
多くの方々からの差し入れやお言葉掛けを頂き、
篤く御礼を申し上げます。
有り難うございました。
貴方様の為に 宇宙愛をこめて
イノル 齋
貴方様の為に 宇宙愛をこめて
イノル 齋